9月30日アクト中ホールにて。
郷愁を誘い甘く切ない哀愁が響き渡るスラヴの音楽・・・
中欧、東欧、ロシアの大地から生まれ、
その作曲家たちの思いをブルノ・フィルが
魂を込めて奏でる!
今年で3回目の来日公演だが、
2009年に聴いた「モルダウ」に感動して
ブルノ・フィルにすっかり魅了された私です。
今回の公演のプログラムを見て、絶対行きたい!と思ったのは
「チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲」があったから。
映画「オーケストラ」で一躍有名になった曲です。
この映画を観てからCDを買い、何回も繰り返し聴きました。
ヴァイオリンソリストはフレデリーケ・サイス。
ブルノ・フィルと彼女の奏でる素晴らしい音の響きは
圧倒的な造形美で胸に迫り、音楽の持つ「力」を強く感じた。